寒波到来!この冬オススメの絶品「すき焼き」を楽しむための秘訣大公開!
寒波到来!この冬オススメなのがやっぱり鍋ですよね。そんな鍋の中でも年末年始にお肉と相性バッチリなのが、「すき焼き」です!今回はそんな「すき焼き」をより一層楽しむ秘訣を大公開いたします。是非ご家族やお友達集まった際などに、鍋の中で煮え立つ熱気とともに広がる美味しい「すき焼き」の香りを…日本の食卓において特別な日や大切な人たちとのひとときを彩る、まさに贅沢な味の象徴「絶品すき焼き」をコラムと共にお楽しみください。
この独特な鍋料理(すき焼き)が歴史的にどのように成り立ち、日本の文化の中でどれほどの重要性を持っているのかを追ってみましょう。すき焼きは、明治時代初頭からの歴史を有し、その発祥は東京・銀座にまで遡ります。当初は肉を焼くことが一般的ではなかった時代に、すき焼きは珍味として愛され、やがて一般の食卓にも広がっていきました。
日本人の心に刻まれたすき焼きの重要性は、食材の質と調理の繊細さにあります。厳選された和牛肉が、熱い鍋でじっくりと調理され、その優雅な香りが室内に広がる瞬間は、まさに贅沢そのもの。家族や友人たちが集まり、共に食べることで生まれる温かいコミュニケーションは、日本の食卓文化の中でも特に大切にされています。
この記事では、すき焼きの本質に迫りつつ、その奥深い歴史や文化、そして贅沢なお肉がもたらす食の魅力にフォーカスします。さらに、肉ラボメンバーがオススメする特別なお肉と共に、皆さまを贅沢なすき焼きの旅にお誘いいたします。
第1章:すき焼きの本質
すき焼き――これは、日本の伝統的な鍋料理であり、その味わいは肉の質と調理の緻密さに起因しています。贅沢なスキ焼きを楽しむためには、いくつかの基本的な要素を理解することが重要です。
1. 肉の選び方: 贅沢なすき焼きの鍵となるのは、肉の選び方です。和牛の中でも、霜降りが美しく、脂のきめ細かさが絶妙な部位がおすすめです。例えば、高級な部位である「しらたき」や「ランプ」は、柔らかくて濃厚な味わいを楽しむことができます。
2. 具材のバリエーション: すき焼きは肉だけでなく、様々な具材を組み合わせることでその楽しさが広がります。新鮮な野菜やきのこ、豆腐など、バリエーション豊かな具材が鍋に一堂に会し、深い味わいを生み出します。シンプルな中にも奥深い組み合わせが可能であり、季節や個々の好みに合わせてアレンジをすることができます。
3. 出汁の重要性: すき焼きの出汁は、その味わいにおいて非常に重要な役割を果たしています。出汁にはだしや醤油、みりんなどが含まれ、これらの調味料が肉と具材との相性を引き立てます。優れた出汁は、すき焼きに深いコクと旨味を与え、一口ごとに贅沢な味わいを楽しむことができます。
第2章:贅沢なお肉を味わう、おすすめのお肉【5選】
「良質なお肉で極上のすき焼きを。」
自宅で贅沢なスキ焼きを楽しむために、おすすめのお肉を【5選】紹介します。
■【ゆうぼく】はなが牛肩ロースすき焼き400g
はなが牛の中でも比較的サシの入りやすい部位で、複数の筋肉からなり複雑かつ旨味と甘みの強い味が楽しめます。すき焼きには絶品の部位です。筋肉は柔らかいのですが、スジや少しプルっとした脂も楽しめるので今回は薄切りでどうぞ。
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■【倉薗牧場】倉薗牛
すき焼き用切り落とし
切り落としというには贅沢なほど1枚1枚が大きく、すき焼き用のお肉としても存分にご満足いただけます。赤身と霜降りのバランスが良く、普段使いにも最適です。いつもの料理をグレードアップしてくれます。
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■【岩国ファーム】やまぐち和牛 燦 ウデスライス(500g)
赤身のお肉の中に適度にサシが入ります。お肉を食べているという実感が湧いてきます。肉の味の中にほのかに脂の甘みも感じられます。
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■【福嶋牧場】阿知須牛 モモ・肩肉スライス500g
和牛の風味と旨味、赤身の中からさらりと溶け出す甘みのある脂のバランスを感じていただくことができるお肉です。 お肉が得意でない方に「また食べたい!」と言わしめた絶品。
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■【松尾勝馬牧場】伊萬里牛肩ローススライスすき焼き(350g)
“伊萬里牛”の召し上がり方として忘れてはならないのがすき焼きです。そのすき焼きにぴったりなのが”伊萬里牛”肩ロースです。細かく網目状の脂身は、お口に入れた瞬間からとろけるようなやわらかさを醸しだします。是非とも”伊萬里牛”の最上級の味わいをご堪能ください。
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第3章:すき焼きの新しい風味、アレンジの楽しみ
伝統的なすき焼きの美味しさを尊重しつつ、新しいアプローチで楽しむことで、食卓に新たな魅力が広がります。ここでは、特別な調味料を使った、モダンで斬新なすき焼きのアレンジアイデアをいくつか提案します。
1. トリュフ塩仕立て
肉の上にトリュフ塩をふりかけることで、洗練された味わいのスキ焼きに仕上げるアレンジ。
トリュフの風味が豊かな脂と相性抜群で、贅沢なひとときを演出します。
特別な日やゲストをもてなす際におすすめです。
2. スパイシーなカレー風味
カレー風味のだしや調味料を加えて、アジア風のスキ焼きに挑戦。
さらに、カレーレシピに合う野菜や具材を選んで、新しいスキ焼きの次元を味わってみてください。
3. シャンパンを使った贅沢な仕上げ
最後の仕上げに、シャンパンを使ってスキ焼きに華やかな味わいを添えるアレンジ。
シャンパンの泡が肉の旨味を引き立て、特別な日の食卓を彩ります。
これらのアレンジアイデアは、伝統的なすき焼きをベースにして、
新しい味わいや楽しみ方を提案しています。季節や自分の好みに合わせてアレンジしてみてください。
第4章:すき焼きの贅沢なレシピと調理のコツ
いいお肉が手に入ったのに、すき焼きがおいしく作れず悩んでいませんか。日本の代表的な料理であるすき焼きは、お肉を楽しめる料理の1つ。特別な日に食べるご家庭も多いのではないでしょうか。
すき焼きの作り方はシンプルですが、ちょっとしたコツを加えるだけでおいしく作れます。
今回は、すき焼きを美味しく作るコツやお肉の選び方を紹介します。ぜひ参考にして、ワンランク上のすき焼きを楽しんでみてください。
関東と関西のすき焼きは作り方が違う
関東と関西では、すき焼きの作り方は異なります。もともと関東ですき焼きは「牛鍋」と呼ばれており、割り下で肉や野菜を煮る鍋のような作り方が一般的です。
一方、関西はすき焼きという名の通り、焼いて食べるのが一般的と言われています。割り下を使わず、肉を焼いてから野菜を入れて醤油や砂糖で味付けします。
肉は関東も関西も基本的に牛肉ですが、北海道や東北では豚肉を使うところもあるようです。
割り下を作る、関東風のすき焼きの作り方を紹介します。基本の作り方なので、ぜひ参考にしてみてください。
なお、レシピは『これなら簡単、またつくりたい! 基本の和食 定番、本格、人気メニューこの一冊で、あらゆる和の献立がマスターできます!』を参考にしています。
【材料(2人分)】
牛肉(すき焼き用)・・・300g 白菜・・・3枚長ねぎ・・・1本 春菊・・・1/2束
焼き豆腐・・・1/2丁 しらたき・・・150g卵・・・2個 牛脂・・・適量
【割り下】
しょうゆ・・・大さじ5 みりん・・・大さじ5 砂糖・・・大さじ4 水・・・1カップ
【作り方】
手順1.具材を準備する
・白菜は一口大のざく切り、長ネギは1cm幅の斜め切りにする
・春菊は根元を切り落として半分に切る。しいたけは軸を切り落として表面に浅く切り込みを入れる(味がしみ込みやすくなる)
・焼き豆腐は4~6等分に切る
・しらたきはざく切りにし、熱湯でさっと茹でてざるに上げ、流水で洗って水気を切る
・卵は常温に戻しておく
手順2 割り下を作る
鍋に【割り下】の材料を合わせて中火にかける。ひと煮立ちさせたら冷ましておく
手順3 煮る
1.鉄鍋を熱して牛脂を溶かし、肉2枚を広げて強火で焼く
2.片面が焼けてきたら割り下を適量回し入れ、肉を裏返す。好みの加減に火が通ったら溶き卵につけていただく
3.割り下を足して具材を適量ずつ入れる。肉も加えて火が通ったものから溶き卵につけていただく(煮汁が煮詰まってきたら水または昆布だしを適量加える)
おいしいすき焼きを作る5つのコツ
すき焼きの作り方はそれほど難しくありません。だからこそ、ちょっとしたコツを加えることでぐっとおいしくなります。
ここでは、すき焼きを作るときのコツを5つ紹介します。
1.しらたきはアク抜きする
2.牛脂を使う
3.肉は常温に戻しておく
4.具材を入れる順番に注意する
5.鉄鍋を使う
ぜひチェックしてみてください。
1.しらたきはアク抜きする
しらたきは「アク抜き不要」と書いてあるものでも、アク抜きするのがおすすめです。石灰のエグみが取れるためです。
沸騰したお湯に入れてひと煮立ちさせるだけなので、ぜひ下準備に取り入れてみてください。
なお「肉が硬くなるからしらたきと離したほうがいい」と聞いたことがあるかもしれません。これは、しらたきに含まれる凝固剤(水酸化カルシウム)が肉を硬くすると言われるためです。
しかし、しらたきには肉を変化させるほどの水酸化カルシウムは含まれていないので、気にしなくても大丈夫です。
2.牛脂を使う
すき焼きを作るときは、サラダ油よりも牛脂のほうが風味やうま味が出ます。牛脂は融点が体温よりも高いため、鍋をよく熱してから入れましょう。
しっかり熱してからでないと、冷めたときに脂が固まって口当たりが悪くなります。長ネギを入れる場合は、煮込む前にあらかじめ牛脂で焼いておくと香りがよくなります。
3.肉は常温に戻しておく
肉は、冷たいまま焼くと固くなることがあります。
調理の30分ほど前に冷蔵庫から出して、常温に戻しておきましょう。
常温にすることで、火の通り方にムラができるのも防げます。
4.具材を入れる順番に注意する
すき焼きを作るときは、具材を入れる順序が大切です。
具材を一気に鍋に入れて割り下で煮込む方法はおすすめできません。まずはお肉を先に焼いて、他の具材と混ざってないシンプルな味を楽しみましょう。次に、割り下を入れて野菜を煮ます。
その後は適宜牛肉や野菜を足しながら煮る方法がおすすめです。
5.鉄鍋を使う
本格的なすき焼きを作るなら、鉄鍋を使うとよいでしょう。
鉄鍋は温度変化が少なく蓄熱性があり、鍋の温度を一定に保ちます。
高火力でお肉を一気に焼けるので、熱が伝わるまでに時間がかかって硬くなってしまうことがありません。鉄鍋は錆びやすいので、すき焼きを作ったらそのままにせず、きれいに洗って乾かします。
最後に薄く油を塗っておくと、錆びてしまうのを防げます。
おいしいすき焼きに欠かせない肉の部位の選び方
すき焼きのおいしさの決め手となるのが牛肉です。部位によって味わいが異なるので、気分によって変えるのもおすすめです。ここでは、おすすめの5つの部位を紹介します。
1.肩
2.肩ロース
3.リブロース
4.もも
5.ランプ
ぜひ好みのお肉を見つけてみてください。
【肩】
肩は濃厚な味わいが楽しめる部位です。霜が入っているので、煮込んでもやわらかいのが特徴です。
煮込んで味が染み込んだすき焼きが好きな方に向いています。
【肩ロース】
肩ロースは、肩から背中にかかる部位です。赤身と脂肪のバランスがよいので「肉も味わいたいけれど脂のおいしさも楽しみたい」という方におすすめです。
キメが細かくやわらかいので、お子さんや年配の方にも食べやすいでしょう。
【リブロース】
リブロースは背中の肋骨部の肉です。キメが細かく霜降りになりやすく、とろけるような柔らかさを楽しめます。高級な部位なので、特別な日に食べるすき焼きにおすすめです。
【もも】
ももは赤身が多い部位です。肉そのものの味を楽しみたい方や、脂が気になる方にぴったり。
脂肪分が少なく煮込みすぎると硬くなるので、火にかけすぎないのが美味しく食べるポイントです。
【ランプ】
ランプは腰からお尻あたりの部位です。キメが細かい赤身で、ももよりもやわらかい肉質。適度な脂があり、癖がなく上品な味わいです。あっさりしたすき焼きが好みの方に向いています。
第5章: 美味しいすき焼きのペアリングと楽しい食事
美味しいすき焼きをより楽しむには、食材の組み合わせやお酒の選び方が重要です。
ここでは、おすすめのすき焼きのペアリングと、それに合ったお酒や付け合わせの提案をご紹介します。
1. 牛しらたき肉と赤ワイン
- ペアリング理由: しらたき肉の豊かな脂と旨味は、赤ワインとの相性が抜群。特にメリローやシラー種の赤ワインがおすすめです。
- 付け合わせ: 赤身の牛しらたき肉には、マッシュポテトやトリュフ風味のマッシュが良く合います。
2. 鶏もも肉と白ワイン
- ペアリング理由: 鶏もも肉の軽やかな風味には、シャルドネやソーヴィニヨン・ブランなどの白ワインが相性抜群。
- 付け合わせ: レモン風味のローストポテトや、サラダとの相性が良いです。
3. 牛ロース肉と日本酒
- ペアリング理由: 牛ロースの上品な脂には、辛口の純米酒や吟醸酒が良く合います。
- 付け合わせ: 薄切りの牛ロースには、わさびや大根おろしを添えて爽やかな味わいに。
4. 豚肉「バラ」とクラフトビール
- ペアリング理由: 豚肉の旨味と脂には、クラフトビールが爽やかにマッチ。特にペールエールやIPAがおすすめ。
- 付け合わせ: 豚肉にはピクルスやマスタードを添えて、アクセントをつけましょう。
5. しいたけやしんしんと日本茶
- ペアリング理由: しいたけやしんしんの旨味には、和風の煎茶やほうじ茶が良く合います。
- 付け合わせ: 煮しめやごまだれでいただくと、茶との調和が楽しめます。
これらのペアリングや付け合わせは、食事をより一層楽しむためのアイデアです。好みや季節に合わせて、さまざまな組み合わせを試してみてください。
第6章: 肉の舞台裏、面白エピソードと歴史の旅
1. 肉の歴史
お肉は古代から人類とともに歩んできました。最初は狩猟や自然の中での出会いが食卓を彩りました。時が経つにつれ、畜産が始まり、お肉は一層多様な形で人々の食卓に並ぶようになりました。
2. ブーフ・ブルギニョンの誕生
フランス料理で有名な「ブーフ・ブルギニョン」は、牛のすね肉をワインと共に煮込んだ料理です。この料理の起源は、古くは農民たちが安価な部位を美味しく食べるために生まれたと言われています。しかし、今や高級フレンチの代表格として世界中で親しまれています。
3. ウォグユーの興り
中国の歴史には、異国からの影響もあります。清朝時代、モンゴル系の遊牧民族が牛肉を薄く切り、日干しにして保存する方法を中国に伝えました。これが「ウォグユー」の原型となり、今や中華料理の一環として親しまれています。
4. キングスフォードとバーベキューの誕生
0世紀初頭、アメリカではバーベキューが大いに栄えました。キングスフォードという会社が炭の製造を本格化させ、これがバーベキューの普及に大きな役割を果たしました。今では夏の風物詩として欠かせない存在です。
5. 日本の焼肉文化
戦後、日本において焼肉文化が広がりました。始まりは神戸の肉屋が提供した牛肉を焼いて楽しむスタイルで、これが全国に広まりました。今では日本独自のスタイルとして愛され、多くの焼肉店が存在しています。
肉との素敵な出会いを楽しもう!
いかがでしたでしょうか?
お肉という食材にまつわる魅力、そしてすき焼きの楽しさに触れることができましたでしょうか。
お肉は歴史や文化、個性豊かな部位ごとの味わいなど、数々のストーリーを抱えています。すき焼きを通して、その奥深さや楽しみ方を垣間見たことでしょう。お肉の焼き加減や、一口にしても様々な表情を見せる部位に心を奪われたそこのアナタ…
これからもお肉との素敵な出会いを追求し、食卓に喜びと幸せを運んでくれることでしょう。お肉は、家族や友人との絆を深め、特別な日のお祝いにも欠かせない存在です。
そして、最後に読者の皆様へ!全国のECショップまたは、お近くのお肉専門店やスーパーで、新しい部位や肉質に挑戦してみませんか?シェフのように魅惑的なすき焼きを楽しんでみましょう。お肉選びの楽しさと、おいしい食事を通して、新たな食の世界に足を踏み入れてみてください。それが、より豊かな食卓となることを願っています。さあ、おいしいお肉との出会いを楽しんで、新しい食の冒険をスタートさせましょう!