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やまぐち和牛燦(きらめき)とは?

日本を代表する高級食材の一つである和牛、山口県には高森和牛、見蘭牛、無角和牛、長萩和牛などがありますが、「やまぐち和牛燦」は、山口県産和牛の中でも、一定基準を満たした特に高品質な和牛に与えられる総称です。
今回は、やまぐち和牛燦ついて掘り下げていきます。

やまぐち和牛燦(きらめき)の誕生

令和2年12月、山口県産和牛肉の需要拡大と認知度向上を図るために、一定の基準をクリアした高品質な和牛肉のブランドとして誕生しました。
山口県は豊かな自然環境と、それを活かした飼育技術で、より高品質な和牛の生産に長年取り組んできました。
燦(きらめき)と名付けられたやまぐち和牛は、山口県の和牛飼育の伝統と技術の集大成と言っても過言ではありません。

やまぐち和牛燦(きらめき)の定義

やまぐち和牛燦を名乗るには次の条件を満たす必要があります。

・専ら牛肉生産を目的に飼育された黒毛和種の牛肉であること。
・最終肥育地及び全飼育期間の1/2以上が県内であること。
・(公社)日本食肉格付協会による格付が肉質等級4以上であること。

やまぐち和牛燦は、厳しい定義を満たした和牛なので、高い品質が保証されています。

品質を満たすための取り組み

山口県の各牧場では、やまぐち和牛燦を名乗れる牛を肥育するために様々な取り組みがおこなわれています。
その一例として、岩国ファームでは、山口県が誇る高級日本酒『獺祭』の酒粕を飼料として与えています。
酒粕はタンパク質を非常に多く含んでいることから、牛の歩留向上につながり、餌に混ぜて与えることで牛の食い込みが良くなる効果も見込めるようです。
その他、飼料だけではなく、牛と真摯に向き合う取り組みにより、数多くの牛がやまぐち和牛燦の認定をされています。

やまぐち和牛燦(きらめき)を使用したソウルフード

山口県山陽小野田市のショッピングモール『おのだサンパーク』、その中に店舗を構えている『精肉店ふじ匠』では、「やまぐち和牛燦の美味しさをもっと多くの方にしってもらいたい」「黒毛和牛という少し手が届きにくいようなお肉を、気軽に楽しむことが出来る機会を作りたい」その思いから、【やまぐち和牛燦を100%】使用した新たなソウルフード『きらメンチ』が開発されました。
やまぐち和牛燦を100%使用したメンチカツ、食べた時にガツンとした和牛の肉肉しさを存分に感じれるのが特徴です。
山陽小野田市のソウルフードですが、現在はやまぐち和牛燦を販売しているネットショップでも購入可能で、ご自宅でも楽しむことが出来ます。

まとめ

誕生から新たな取り組みまでご紹介しましたが、高品質で希少な『やまぐち和牛燦(きらめき)』の魅力が伝わったのではないでしょうか。
山口県が力を入れて作り上げたブランド『やまぐち和牛燦(きらめき)』、一度は食べてみる価値ありです!