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梅雨バテ知らず!体力をつける“お肉習慣”のすすめ

しとしとと降る雨の季節が訪れると、気分も体調もどこか優れない日々が続きがちです。
湿気で体がだるく、食欲も落ち、エネルギー不足を感じることも。
この時期、しっかり体力をキープするためにおすすめしたいのが“お肉”。
今回は梅雨にぴったりの肉の魅力と、体力アップに効く調理法をご紹介します。

1.梅雨時期の体調低下の要因とニーズ

梅雨時期は湿度が高く、体内の余分な水分や老廃物が溜まりやすくなります。
これにより消化機能が低下し、胃もたれや食欲不振を招くことも。
また、日照不足でセロトニンの分泌量が減り、気分が落ち込みやすくなるほか、睡眠の質が不安定になるなど、体調不良の芽が至る所にあります。
この状況下で求められているのは、

・滋養強壮
・消化に負担のかからない栄養補給
・気分を前向きに保つためのエネルギー源

お肉は、まさにそれらをバランスよく満たしてくれる優秀な食材です。

2.なぜ梅雨に肉がよいのか?

2‑1. 高タンパク&豊富なビタミン・ミネラル

肉には筋肉や免疫力強化に欠かせないタンパク質が豊富で、代謝を高めて体力を向上させます。
さらにビタミンB群やヘム鉄、亜鉛などが含まれており、疲労回復や免疫サポートに役立ちます。

2‑2. 血行を促す作用

とくに牛肉やラム肉などは温熱作用があり、冷えやすいこの時期にも体を温めてくれ、血行促進に効果的です。

2‑3. 香味野菜やスパイスとの相性◎

肉料理にはニンニク、生姜、ネギ、唐辛子、山椒などの香味野菜やスパイスを合わせることで、消化をサポートしつつ、食欲を刺激できるのも大きなメリットです。

3.梅雨におすすめの“体力をつける肉”ベスト5

3‑1. 牛赤身肉

ビーフステーキや焼肉、煮込み料理に最適。豊富な鉄分とビタミンB群で、エネルギー代謝や疲労回復を支えます。
食べ方のコツ:ステーキならミディアムレアに焼き上げ、肉本来の旨味を活かして。

3‑2. 豚ロース/豚ヒレ

豚肉は疲労回復作用のあるビタミンB1が豊富。ヒレは脂が少なく消化に優れており、梅雨の胃にもやさしい部位です。
調理アイデア:豚ヒレのしょうが焼き。酢と生姜でさっぱり食べられます。

3‑3. 鶏むね肉(皮なし)

低脂肪かつ高タンパク。タンパク質補給にぴったりで、ささっと加熱してサラダや中華スープにも応用できます。
調理例:棒棒鶏風の和え物にして、生姜や豆板醤でアクセントを。

3‑4. 鶏レバー/砂肝

レバーは鉄分、ビタミンA・B12が豊富で、免疫力強化にも◎。
砂肝は噛みごたえがあり食欲を刺激します。
気軽な食べ方:砂肝のニンニク炒めやレバーパテ風にしてトーストに乗せて。

3‑5. 羊肉(ラム・マトン)

消化効果のある生姜や香草と相性抜群で、エネルギー代謝を高める温熱性も特徴。
おすすめ料理:ラムしゃぶ+ねぎしょうがタレ。夏の寒暖差のある時期にも良し。

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4.梅雨の体力づくり!肉料理バリエーション

4‑1. 夏はスタミナ「ビーフカツレツ」

牛赤身にパン粉衣をつけて揚げ、レモンを効かせたソースでさっぱりと。脂少なめの部位でヘルシーながら満足感あり。

4‑2. 「豚肉と大葉の冷しゃぶ仕立て」

冷しゃぶに豚ロースを使い、大葉やトマト、ポン酢で和風爽やかに。
ビタミンB1&Cの組み合わせで疲労回復効果◎。

4‑3. 「鶏むね肉の香味ネギソース」

低脂肪鶏むねに、あらみじんネギ・しょうが・ごま油塩ダレをかけてご飯のおかずに。
タンパク質補給しながら食欲キープ。

4‑4. 「レバーペーストとクラッカー」

鶏レバーでペーストを作り、クラッカーやバゲットスライスに。
鉄分・ビタミン補給におつまみやおやつ感覚で。

4‑5. 「ラムジンギスカン風おろしポン酢」

薄切りラムにキャベツ、大根おろしとポン酢でさっぱり。
ラムのコクとぽん酢の酸味で食欲をそそります。

5.調理のポイント&アドバイス

5‑1. 消化を意識した下ごしらえ

肉に軽く塩を振って10分置くか、片栗粉をまぶすことで肉が柔らかくなり、胃への負担を軽減できます。

5‑2. 香味野菜・スパイス活用

ニンニク、生姜、長ねぎ、山椒、唐辛子。好みでカレー粉やクミンを加えれば、食欲と身体を内側から温められます。

5‑3. 酸味の組み合わせ

酢・みかん果汁・レモンの酸味をソースやドレッシングに加えることで、まろやかかつ食べやすく。

5‑4. 調理の簡便さ

料理の頻度が下がりがちな梅雨期、火を使わずにレンジ加熱/蒸し調理にすれば、手軽にお肉を取り入れられます。

6.日常に取り入れるおすすめ習慣

● 週1で“がっつり肉の日”を設ける

例えば、「金曜ディナーは豚のスタミナ焼き」など、週末へ向けてしっかりエネルギーチャージを。

● 平日は“ヘルシー肉週間”に

鶏むね冷しゃぶや豚肉の香味ソースなど、軽めにタンパク質を確保。

● おやつに“鉄分小鉢”を

余裕があれば、レバーのペーストや砂肝の佃煮を少し取り入れるのも◎。

7.体力づくりと並行!水分・睡眠・運動も大切

肉料理で体力を底上げする一方、こまめな水分補給や湿度対策、睡眠管理、適度な運動も同時に意識しましょう。
特に、梅雨のむくみ対策には1日1〜1.5ℓの水分を取り、通気性のよい寝具で快眠環境を整えることが基本。
軽いストレッチや散歩で代謝アップを狙うのも有効です。

8.まとめ

梅雨時期こそ、体力をしっかりつける絶好のタイミング。
牛・豚・鶏・羊といったお肉を活かし、香味野菜・スパイス・酸味を組み合わせれば、胃にやさしく、元気を取り戻せる食卓に。
「重すぎず」「食べやすく」「エネルギーたっぷり」に工夫すれば、毎日の食事が自然と体力アップのサポーターになります。
今年のうっとうしい梅雨も、美味しく楽しく“肉のチカラ”で乗り切りましょう!